2022/10/26 09:39
「仮面ライダ-BLACK SUN」舞台あいさつが25日、東京都内で開催中の第35回東京国際映画祭で実施され、出演者の西島秀俊、中村倫也と白石和彌監督が登壇した。
本作は、1987年に放送され、人気を博した「仮面ライダ-BLACK」をリブ-ト。西島が「仮面ライダ-BLACK SUN(南光太郎)」を、中村が「仮面ライダ-SHADOWMOON(秋月信彦)」を演じた。
「仮面ライダ-」の第1話が放送された年に生まれた西島は「これだけ長い間愛されたシリ-ズで、その中でも金字塔といわれている『仮面ライダ-BLACK』のリブ-トということで非常に光栄。なおかつプレッシャ-を感じてこの作品を受けました」とオファ-を受けた際の心境を語った。
また、「近年の仮面ライダ-もとても面白くて、ぜひ参加したいと思っていました。でも僕の年だと正直、敵役かなと思っていました。今回仮面ライダ-の役をオファ-していただたいので、即決しました」と明かした。
一方、「小さい頃に『仮面ライダ-BLACK RX』をリアルタイムで兄貴と見ていた」という中村は「その中でもSHADOWMOONのことは強烈に覚えていて。だから今回はオファ-が来たというよりは、この企画を聞きつけて、僕が『やらせてくれ』ってプロデュ-サ-に言った、みたいなスタ-トがある」とエピソ-ドを紹介。
「それぐらい憧れの存在だった。非常に気を引き締めてやらせていただきました」と熱い思いを語った。
演じた際の苦労を問われると、「カリスマに見せなきゃいけなかったので…。ヘラヘラしている人間なので、ピリッとさせられるかなと。あと変身のときにベルトが出てくるのですが、特撮ならではのテクニカルなこともいっぱいあったので、そこが難しかったです」と答えた。
本作のレ-ティングはR18+。2児の父親でもある西島は「僕、ギャラを全部返しますので、個人的には、ぜひ子どもたちが見られるバ-ジョンも作っていただけたらと思っています」と笑顔でリクエスト。
白石監督は「僕が当初目指したのはPG12。ですが、なぜか完成したときにR18+になっていた。これは僕の不徳の致すところ。子どもたち、ごめんなさい」と苦笑した。
ドラマは、Amazonプライムビデオで28日から配信開始。
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